NTTアドバンステクノロジ株式会社様 「楽楽明細」導入事例
【RPA×「楽楽明細」連携事例】
RPAツール「WinActor」と「楽楽明細」の
連携で請求書発行業務を自動化!
年間2,000万円超のコストダウンを実現
会社名 | NTTアドバンステクノロジ株式会社様 |
---|---|
事業内容 | トータルソリューション事業、セキュリティ事業、クラウド・IoT事業、 AIXロボティクス事業、グローバル事業、知的財産事業 |
従業員数 | 1,865名(2019年3月31日現在) |
導入時期 | 2019年10月 |
URL | https://www.ntt-at.co.jp/ |
事業内容
NTTグループの技術的中核企業であるNTTアドバンステクノロジ株式会社。1976 年の創立以来、NTT研究所のネットワーク技術、メディア処理技術、日本語処理技術、環境技術、光デバイス、ナノデバイス技術などの多彩な先端技術のみならず、国内国外の先端技術を広く取り入れ、それらを融合してお客様の課題を解決し、お客様にとっての価値を提供し続けていらっしゃいます。
自社で推進している
『自らのDX(デジタルトランスフォーメーション)化』の一環として、
請求書発行業務の効率化を検討していた
「楽楽明細」導入検討のきっかけを教えていただけますでしょうか。
当社では、請求書の発行、社印の利用申請、郵送手配までの一連作業を、経理部門の社員が全て手作業で行っていました。
請求書発行は紙で行っていたため毎月大量の紙印刷が発生します。また、当社のルール上押印に際し別システムで申請が必要な仕組みになっており、請求書への押印管理を基幹システム外で別途実施していたため、業務に必要な情報の管理も煩雑でした。
繁忙期には約4,000件/月もの請求処理が必要であり、多大な稼働負荷がかかっていました。この状況をデジタル化で解決しよう、という話が上がり、自社内で推進している『自らのDX化』の一環として、「楽楽明細」導入を検討し始めました。
なぜ「楽楽明細」を選ばれたのでしょうか。
「楽楽明細」は、当社で使っていたERP(SAP S/4HANA Cloud)と連携がしやすかったですし、当社で提供しているRPA(Robotic Process Automation)ツール 「WinActor」とも親和性が高かったため、選択しました。
ERPやRPAと「楽楽明細」の標準メニューの郵送代行サービスを上手く組み合わせることで、請求書の発行・郵送業務のアウトソース化や、電子請求書発行、WEBからのダウンロードによるお客様への送付(ペーパーレス化)など、請求書発行業務の更なる稼働・経費削減を見込めると考えました。
年間2,000万円超のコストダウンに成功!
「楽楽明細」と「WinActor」を連携することで、
ヒューマンエラーや作業時間の遅延の削減に繋がった
「楽楽明細」と「WinActor」を連携することで得られた効果を教えていただけますでしょうか。
連携にあたりSAP S/4HANA Cloudの標準機能でカバーしきれない内容を、「WinActor」を使うことで、今までの業務の流れを大幅に変更することなく、業務の効率化を図ることができました。
請求書発行においては、「楽楽明細」上で押印管理や発行管理が一元化できるようになったため管理稼働が不要になりました。また、自社での印刷、郵送手配作業も不要になったので、こちらも大幅に業務効率化が進行しました。結果として、概ね2,000万円超/年のコストダウンに繋がっています。
今後、郵送代行ではなくWEB発行に切り替えることで、さらなる業務の高度化やコストダウンが図れるのでは、と考えています。
「楽楽明細」または「楽楽明細」と「WinActor」の連携において、便利だと感じられる機能はございますか?
「WinActor」から自動で請求書情報をアップロードできることが便利だと感じています。
ERPから「楽楽明細」への請求データの連携を、「WinActor」を使って自動化することで、ヒューマンエラーもなく、作業時間の遅延もない仕組みづくりに成功しました。
また請求書の送り先情報も、「WinActor」を使用することで、ERPから「楽楽明細」に自動連携できることも便利です。
導入時や導入後のサポートはいかがだったでしょうか。
導入スケジュール等日々変化する中で、柔軟にサポートいただけたため、非常にスムーズに導入ができました。また、その後利用範囲を広げる際にも同様のサポートがあり、非常にありがたかったです。
「楽楽明細」と「WinActor」を連携するにあたっての標準的シナリオを開発
手作業の多さに悩む経理部門の業務に役立てたい
業務効率化について、他に取り組んでいることはありますか?
今回、「楽楽明細」と「WinActor」の連携にあたって、「楽楽明細」のユーザー様が標準的に使えるシナリオ(「WinActor」を「楽楽明細」と一緒に使うためのテンプレート)を開発しました。今後はこのシナリオを、当社の経理部門だけでなく、効率化を検討している企業の皆様に使っていただき、手作業の多さに悩まれている経理部門の皆様の業務効率化に役立てていただければと考えております。
社内の取り組みとしてはいかがでしょうか?
当社にて取り組んでいることを申し上げますと、現在、各種社内業務を全て見直し、業務フローの統一化、社内システムのDX化を推進しております。今後は旅費、勤怠管理、各種社内申請について更なる効率化を図っていく予定です。
また、紙やハンコ、Excelを使うようなアナログ作業を一掃、各組織におけるローカルルールを廃止しクラウド化を進行することで、情報漏洩のリスク軽減や、コスト削減、本来の業務への集中を可能にしていきたいと思っております。
ラクスさんとは、システム提供元とユーザーという立場ではなく、共に日本企業の管理業務の効率化を進めるパートナーとして、今後も協業を進めていきたいと考えています。どうぞ宜しくお願いいたします。
運用イメージが気になる方へ
発行件数が
月100件~数万件まで、
さまざまな企業に
ご導入いただいています。
96%削減できます。※
※ 月の発行件数500件の場合の月間の導入効果(ラクス調べ)